海の境界線 2
この3か国から代表が集まり、なんとか結論を出そうとしましたが、交渉ははかどりませんでした。
結局、彼らは、この問題をハーグの国際司法裁判所へ持ち込み、暗礁に乗り上げてしまった話し合いを解決しようとしました。
7か月後、法廷は答えを出します。
判決は、等距離分割が絶対的な取り決めではないというドイツの見方に、基本的には合意していました。
そして、沿岸の地形であるとか、対象となる大陸棚の地質学的構造などの要素も、考慮に入れるよう勧告しました。
また、ある一定の釣り合いを考えた、具体的な数値を割り出すべきであることも勧められました。
結局、ドイツは、オランダとデンマークを足し合わせた国土よりも、はるかに大きな国であり、海岸線が凹んでいるからなどという事実は、その海の宝を分けるのに、たいした妨げにはなりえなかったのです。
判決どおり、その後、すぐに3か国間で取り決めた境界線で、ドイツはより大きな分け前にありつくことができたのでした。